武蔵小杉に実際住んでみてアレだった

ここ最近、不動産サイトの住みたい街ランキングで武蔵小杉が上位に食い込んできて人気になってきている。

自分も去年の暮れあたりから武蔵小杉に勤務先が近いからという理由で引っ越してきた。タワーマンションの開発や、横須賀線の開通、グランツリーなどの商業施設の開店などがあり、街全体のエネルギーを実感している。

 

5年前くらいに東横沿線の都立大学に住んでた頃は、ワーマンションは建ってはいたけど武蔵小杉は注目されない古臭いイメージが漂っており垢抜けない感じだった。

 

ところがここ数年工場地帯が一掃されて、武蔵小杉最強伝説という言葉ができるほど交通の便が良くなり、便利な施設ができ垢抜けてきた。

駅前の東急スクエア中には図書館が入ったり、南口には綺麗に舗装されたロータリーに、新しいタワーマンション、さらに去年できたグランツリーが見える。

土日は人は多く歩いており、ファミリー世帯が目立つ。今後も北口の開発が進むということで、世間から期待されるエリアだと思う。

 

で、3ヶ月住んでみた感想は・・・

通勤に関して言えば、コレは本当に便利。渋谷や東京、横浜は20分以内にいけるし、言うことない。

家賃も東京の杉並と比べると安い。川崎市ってだけで躊躇する部分はあったけど通勤と家賃を考えたら、かなりお得である。東横周辺の2LDKの家賃は平均14万で、都内よりも高いが、南武線寄りにすればグッと安く抑えられる。買い物も手短なものなら全て揃う。ファミリー層なら十分いいと思う。

環境も、タワーマンションのビル風で疲れるが、多摩川が近くにあり、ジョギングしたり運動できる環境があり、結構自然に恵まれている。

 

ただ、男の単身者は金があってもオススメ出来ない。

まずは娯楽が全くない。ゲームセンターも家電も映画館もない。グランツリー含め商業施設は日用品中心。娯楽求めると川崎まで行くしかない。

今後3丁目東地区に商業施設ができるらしいけど、期待できる内容じゃない。中途半端。武蔵小杉周辺は川崎、横浜、渋谷に出れてしまうため集客が維持できないためだと思う。

あとはファミリーが痛く疎外感を感じるかも。

 

武蔵小杉の立ち位置は、他の都市の中継地点で、リッチなベッドタウンとして維持されそうだ。開発がこれからも続くが、期待できる状況じゃないけどね。