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ウォーキングデッド シーズン5のレビュー

映画

ウォーキングデッドシーズン5が9月初めからhuluで配信されました。

自分は、このシリーズのシーズン1から好きだったのですが、シーズン4になる頃は、あちらのドラマの宿命でしょうか、随分とダルさを感じてきました。

 

で、少々不安を感じながらシーズン5を観させて頂いたんでが、中だるみが加速したところもあるのですが、意外に良い所もありました。

 

シーズン5は、大まかに5つのエピソードに分けられます。

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■終着駅に着いたコミュニティーは人肉食いの異常者が集まところで、そこから脱出する話。

■謎多き神父との出会い。トラウマを抱えており乗り越える話。

■警官が独裁的に管理する病院から、ベスが脱出する話。

■エイブラハムのゾンビ治療薬を求めワシントンDCへ行く話。

■ゾンビパンデミック以前のユートピアを実現したコミュニティーに身を置く話。

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ゾンビという社会的不安要因に常に悩まされながら、リックたちが安住の地を求め、土地を点々とするのですが、マンネリのためリックの行動や心理的変化は既出パターンのオンパレードで、バイオレンスアクションも、もはや日常の一部となっており、物語の起伏が無かったです。

秩序立ってるコミュニティー→安心→コミュニティーに不信を抱く→トラブル発生→問題解決のため暴走(そのうち仲間が数人死ぬ)→コミュニティーが崩壊→彷徨う

の繰り返し。かったるいロードムービーを見ている感じに陥り途中で何度か眠りました。

 

ただ(ゾンビパンデミック以前のユートピアを実現したコミュニティーに身を置く話。)に関しては意外性はありました。アナーキーな世界から、平和がある世界に移住するところです。

リックは平和を実現したコミュニティーが気に入っているのですが、その統治者が説く正善説に偽善じみた不安を感じます。ゾンビだけではなく人に対する警戒心を強めたほうがいいと提案しますが、現実を見ようとしないお気楽な思考をしている、やさしくもか弱い彼ら見て、これまで自分たちが歩んできた生き方を否定されるような錯覚に陥ります。やがて、弱い彼らと意見が対立するようだったら、コミュニティーを乗っ取り支配者として導こうと考えるようになります。

 

リックが暴走しはじめ、リックに共感していた視聴者すら突き放す、数々の行動が日和見主義的な自分には共感できました。平和という奇跡がそこにあるのに、お気楽な人のせいで無くなってしまうなんてありえない。じゃあ、恐れられ嫌悪されても俺が守ってやるという切羽詰まった感がよかった。

偽善に溢れた今の日本を反映されているみたいでもあります。

 

マンネリなど言っても、最後はやっぱり続きが気になる終わり方をしてういるので次回を楽しみに待とうかと思います。